長年にわたって公務員として働いてきたけれど、突然、自分に向いていない、もっと別の職種に就きたいと思ったことはありませんか?
そんな時はどのような行動を起こせば良いのでしょうか?
今回は、公務員を辞めたいと思った時にやるべき行動9つをご紹介します。
公務員を目指す方も、将来に不安を感じている方も、ぜひ参考にしてみてください。
1. キャリアと気持ちの棚卸しをしてみよう
キャリアと気持ちの棚卸しをしてみよう。公務員を辞めたいと思う方は多いですが、なかなか踏み出せない人もいるかもしれません。
そこで、リスクなくできる行動の1つとして、キャリアと気持ちの棚卸しをしてみることを提案します。
公務員としての経験を振り返り、自分の得意分野や強みを再確認することが大切です。
特に情報システム関係に強い方は、どんな業界でも重宝される人財になり得ます。
また、声をかけやすいタイプは、人付き合いも上手な方です。難しい事柄を、わかりやすく説明できる力がある場合は高度なスキルです。
また、公務員としてのストレスや悩みを整理してみましょう。
長時間労働、生活費の面での不安、閉鎖的な職場など、他の業界でも同様の問題が生じる場合があります。
自分が本当に求めていること、やりたいことを明確にすることが大切です。
特に、公務員は薄給なことで知られていますが、それが原因かもしれません。
もっと給料を貰いたい、もっといい生活したい、と様々理由はありますが、どうしても求めている人生像を洗い出してみてはいかがでしょうか。
最後に、公務員としての自分を肯定することも大切です。公務員として多くの人から感謝されてきたこと、信頼を得ていたことを振り返り、自信を持って転職活動を始めましょう。
以上のように、キャリアと気持ちの棚卸しは転職活動において必須のステップです。自分の強みや好きなことを見つけ、それを生かせる転職先を探してみてはいかがでしょうか。
2.薄給で悩んでいるなら、軽い副業は有り
辞めたい理由として薄給なことであれば、ポイ活などの軽い副業はアリかと思います。
副業はほとんどの行政で禁止されていると思いますが、ポイ活であればポイントを貯めているだけですから問題ありません。
ただ、それでも年に20万円を超えるポイントを獲得すると税金の問題もありますので厳しいかもしれませんが、普通にショッピングしてポイントを貯めているだけですから問題ないと思われます。
ガッツリした副業ができないのは痛いですが、薄給のみを理由としている場合、辞めるのは少しもったいない部分もありますのでコツコツポイントを貯めて苦しい生活を少しでも和らげる方向で進んでみるのも手かもしれません。
但し給料に関して言うと、公務員はほぼ上がらず、大手民間企業に比べるとどうしても見劣りしてしまうでしょう。
ただ、今後副業解禁の流れになってきておりますので、解禁されればガッツリやっても良いかもしれませんね!今のうちに副業を学んでおきましょう。
私のオススメのポイ活サイトハピタスは下記になります。コツコツやっていきましょう。
3. スキルや強みを再確認しよう
スキルや強みを再確認しよう。公務員を辞めるという決断をした場合、次にやるべき行動の一つは、自分自身のスキルや強みを再確認することです。
公務員になる前には、どのようなスキルを持っていたのか、どのような強みを持っているのかを振り返りましょう。
また、公務員として働く中で身につけたスキルや強みもあるはずです。
それらを見つけ出すことは、次のキャリアの選択肢を増やすために非常に重要です。
例えば、公務員として働く上で必要だったスキルとして、調査・分析力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力などがある場合があります。
また、自分自身が得意とする分野や、趣味で培ったスキルも考慮に入れてみましょう。
その上で、自分が興味のある業界や職種に求められるスキルや強みを調べ、現在の自分と比較してみることも重要です。
自分のスキルや強みが求められる業界や職種に転職することで、次のキャリアを積極的に築いていくことができます。
スキルや強みを再確認することで、自分自身を客観的に見ることができます。
自分自身の弱点も見つけ出し、改善するために取り組むことも大切です。
今後のキャリアに役立つスキルや強みを身につけるために、学ぶ機会を探すこともぜひ行動の一つとして考えましょう。
3. 転職に必要な情報を集める
転職に必要な情報を集めるためには、まず自分が目指す仕事や業界について知ることが大切です。
インターネットで情報収集をするのはもちろんのこと、求人サイトや転職エージェント、人材紹介会社などのサービスを利用すると効率的です。
特に公務員からの転職を考える場合は、民間企業で求められるスキルや経験を把握するために、自己分析やキャリア相談を行うことをおすすめします。
また、自分自身がアピールできる強みや、改善すべき弱みを明確にすることも大切です。
自己分析の結果をもとに、職務経歴書や履歴書を作成するときに、自分の強みやキャリアプランをアピールするための言葉を選ぶことができます。
さらに、転職エージェントや人材紹介会社などのサービスを利用する場合は、その手数料や手続きについて事前に確認しておくことが必要です。
また、面接の際には、企業の業績やビジョン、社風や働き方について調べておくことが大切です。
以上のような情報収集は、転職活動において非常に重要なステップです。
公務員から転職を考える場合は、自己分析やキャリア相談、求人サイトや転職エージェント、人材紹介会社などのサービスを利用して、情報を集めることをおすすめします。
4. 転職エージェントや人材紹介会社に登録する
転職エージェントや人材紹介会社に登録するのは、公務員を辞めたい人にとって非常に有益な方法です。
なぜなら、転職エージェントや人材紹介会社は、求職者に適した企業を紹介することができるからです。
具体的には、求職者自身のスキルや希望に合った企業を紹介することができます。
また、求職者が応募する企業には、転職エージェントや人材紹介会社からの推薦があるため、応募者として優遇される場合があります。
もう一つのメリットは、転職エージェントや人材紹介会社が求人情報をしっかりと把握しているため、求職者が知ることができないような求人情報を提供することができます。
もし、自身で転職活動する場合よりも豊富な求人情報を知ることができるため、求職者が最適な企業に出会える可能性が高くなります。
ただし、転職エージェントや人材紹介会社に登録するには、自身のキャリアに関する情報を提供する必要があります。
つまり、自身のスキルや経験、希望する職種や条件など、詳細な情報を提供する必要があります。
また、登録する際には、信頼できる企業を選ぶことが大切です。
以上から、転職エージェントや人材紹介会社に登録することは、公務員を辞めたい人にとって非常に有効な方法です。
求職者のスキルや希望に合った企業を紹介してもらえるため、最適な仕事に出会える可能性が高くなります。
ただし、信頼できる企業を選び、自身のキャリアに関する情報を詳細に提供することが必要です。
5. 転職希望者の声を聞く
公務員の転職を考える人の多くは、職場での人間関係のストレスが理由となっています。
職場での人間関係は選べないため、自分と価値観の違う人や、嫌な上司と長期的に関わることがあるため、ストレスを感じてしまうことがよくあります。
また、保守的な体制による安定感がある公務員ですが、一方でスキルアップの機会が少なく、スキルや経験が積み上がらずに転職に不安を感じる人もいます。
転職を希望する人には、企業からのスカウトを受け取ることができる「マイナビ転職」を活用することがオススメです。
自分自身が市場価値を知ることができ、思いもよらない好待遇の求人に出会えることも。
また、キャリアコーチングサービスの「ビズリーチ 人に向いているキャリアコーチング」を利用することで、自分のキャリアについて悩みを解消することができるでしょう。
転職を考える人には、自分自身のスキルや性格を客観的に棚卸しすることが大切です。
公務員としての経験を生かせる分野や、それ以外の業界においても活躍できるスキル・特技を持っている場合もあります。
自分自身の価値を再確認し、自信を持って次のステップに進んでいくための準備が必要です。
ちなみに、公務員を辞めたい人の話を伺ったことがありますが、みんな口をそろえて「もったいない」ということを言います。
世間体や親御さんなどの評価は高いようですが、果たしてそうでしょうか。
私個人としては、薄給で副業禁止など、ガチガチに縛られた状態で仕事をやっていくのは全く魅力を感じないので私が公務員であったら即辞めていると思います。
公務員の中でも種類はたくさんあるでしょうが、どこにいっても世間からの目は厳しく、給料が上がることはほぼないでしょう。
教師などであれば楽しく仕事をできそうな気もしますが、それと同じだけの体力を使えば大手企業の営業だろうとなんだろうと出来る気がします。
公務員で優秀な人と話すと「もっと稼げるのにもったいないなぁ」と逆に思ってしまいます。
最後に決めるのは自分ですから、よく考えて転職を視野にいれつつやっていきましょう。
6. キャリアコーチングサービスを利用する
キャリアコーチングサービスは、公務員を辞めたいと思った人にとって役立つものです。
キャリアコーチングとは、自分自身のキャリアを見つめ直して、自分自身を変えるためにサポートを受けるプロセスです。
コーチングには、メンタルトレーニングやモチベーション向上なども含まれます。
これらの手法を利用することで、自分のキャリアについて考えることができ、自分がどのような方向性を持っているのかがわかります。
また、自分が持っているスキルを活かして働く方法や、自分自身が持っている弱点を克服する方法を知ることもできます。
これらのスキルや知識を身につけることで、公務員を辞めた後の次のステップを見つけることができます。
キャリアコーチングサービスには、有料のものと無料のものがあります。
有料のものは、専門家のコーチと個別に対話することができます。
無料のものは、インターネット上で公開されているコンテンツを参考にしながら自己啓発を進めることができます。
キャリアコーチングサービスは、公務員を辞めた後にとても役立つものです。
キャリアの見直しには、専門知識や経験が必要です。
キャリアコーチングサービスを利用することで、自分が望むキャリアの方向性を明確にし、実現する手助けをしてくれます。
7. 再就職に向けてスキルアップする
公務員を辞めた後、再就職する際には、スキルアップが重要です。
ここでは、再就職に向けてスキルアップするための方法を紹介します。
まずは、自分が興味のある分野や業界についての知識を深めることが大切です。
そのためには、書籍やセミナー、オンライン講座などを活用しましょう。また、資格取得もスキルアップにつながります。
求人票に書かれた資格を取得することで、採用企業からの評価も高まるでしょう。
さらに、実務経験を積むことも大切です。ボランティアやインターン、アルバイトなど、様々な経験を積み、自分自身のスキルや経験をアピールすることができます。
また、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力など、ソフトスキルも重要です。そのためには、コミュニケーション能力を鍛えると良いでしょう。
例えば、自分の意見を述べることや相手の意見に耳を傾けることなど、普段から取り入れてみましょう。
以上が、再就職に向けてスキルアップするための方法です。自分自身がどのような仕事や業界に就きたいかを明確にしておき、それに沿ったスキルアップを行うことが重要です。
8. 副業やスキルアップのための勉強を始める
公務員を辞めたいと思った時にやるべき行動の中で、副業やスキルアップのための勉強を始めることが大切です。
公務員には副業禁止の規則があるが、最近は一部の自治体や省庁で副業解禁の動きがあり、副業をすることもできる場合があります。
ただし、副業の許可基準はかなり厳しく、具体的にどのような副業が許可されるかは任命権者によって異なります。
また、公務員の仕事は忙しく、副業や勉強に十分な時間を割くことができない場合もあるので、計画的に取り組むことが必要となります。
副業だけでなく、スキルアップのための勉強も大切となります。
公務員は基本的に長期で働くことが多いため、専門的な知識や能力を身に付けることで、働き方を変えたいという意欲も高まる傾向にあります。
最近は、コロナ禍によってオンライン講座やオンラインイベントが増えており、自宅で手軽にスキルアップができる環境が整ってきています。
公務員に限らず、様々な職業の人がオンラインで学び、新しいスキルを身に付けています。
そのため、公務員もオンライン講座やオンラインセミナーなどを活用して、スキルアップに取り組むことができる時代になっています。
勉強に取り組むことで、自分自身のキャリアアップにつながり、新しい働き方を実現することができると考えられます。
9. キャリアチェンジの可能性も考える
公務員を辞めたいと考えた際、今後のキャリアを考えることも大切です。
悩みや不安を解消するために、キャリアチェンジの可能性を探ることをおすすめします。
例えば、公務員として培ったスキルや経験を活かせる転職先を探すこともできます。情報システム関係に強い方であれば、IT企業や金融機関、自治体などの求人があります。
また、公務員としての経験を生かせる民間企業もあります。公務員としての経験や知識に特化したコンサルタントや研修講師などもあります。
転職活動で応募する際には、自己分析、職務経歴書、面接対策などをしっかりと行うことが大切です。
また、キャリアチェンジするためには学び直す必要がある場合もあります。大学院や専門学校への進学、資格取得など、自分自身のスキルアップに力を入れることが重要です。
公務員を辞めた後のキャリアについて、前向きに考えることが、新たなステージへ進むための第一歩となります。
10.まとめ
いかがだったでしょうか。
あなたが思うより、公務員で仕事を辞めたいと思っている人は多いです。
今のうちに情報収集や勉強などの行動に移し、いざ転職をする際に有利に動くよう準備をしておきましょう。
自分の人生、1度きりなので満足のいく仕事を選びましょう。